外壁から庭にかけて統一されたコンセプトの外構デザインで構築すれば、見た目にも美しく気持ちよく過ごすことができるだけではなく、訪問客や通行人さえも視覚から喜ばせる自慢の住まいです。昨今ではセキュリティの観点からも住まいの外観を整えることで、常に住人の手が行き届いていることを周囲に意識されることに成功すれば、防犯にも役立つことから大きな注目を集めています。そんな外構デザインの中でも最新のテクノロジーと和風のデザインが融合したスタイルが人気で、新築時に発注する方や既存の設備を活かしながらリフォームする方も増えています。さらに、これまでは建築会社や工務店などが提案したバリエーションの中から選択するケースが大多数でしたが、それぞれのニーズに合わせて細部にこだわってカスタマイズできるサービスも登場しました。
自社施工だから何でも相談できる
従来の建築会社では顧客と直に対面して相談や立案、契約を行う担当者と、実際に施工を行う会社が別組織であるケースも多く、必ずしも理想の全てをストレートに伝えられなかったり急な変更に対応できなかったりなどの問題がありました。そんな中で京都の工務店は、直に顧客と対面する担当者から施工を行う職人まで、すべての組織をひとつの会社に持つ自社施工を行うことでそれらの問題の解消に成功しています。さらに別組織になることで生じていた中間マージンの削減にも成功し、そこで浮いたコストを料金から差し引くことでこれまでにないリーズナブルな価格での施工も実現しています。顧客と担当者、そして施工を行う職人の三者のコミュニケーションを密に図れることで担当者と打ち合わせた内容がそのまま設計思想に反映され、どんな要望を持つ顧客も納得できる理想の住まいを作り上げることを可能としました。
3Dイメージパースで完成形イメージを共有する
顧客と担当者との打ち合わせの中で大きな課題となるのがイメージの共有です。昨今では優れた強度と耐久性を誇る最新の素材を使用しながらも和風のデザインの建築資材もあり、その質感や完成したイメージは言葉のやりとりだけでは伝えきれないケースもあります。そんな問題を解決するために、京都の工務店では3Dイメージパースを採用し、顧客と担当者の間での完成を共有することに成功しました。コンピューターグラフィックを用いたデータはあらゆるアングルで出力することが可能で、従来の紙ベースの図面では不可能だった完成形を見ることができます。決して建築について豊富な知識を持っていない顧客でも、もしも修正して欲しい点があれば事前に具体的に相談することができ、イメージしていたのと完成したものが違っていたなどのトラブルも皆無となっています。